私が2人?

検定試験ですが、私がこれまで目指していることのひとつ、いつ2級を合格してもおかしくない3級生や、いつ5段を合格してもおかしくない4段取得者など、その級位や段位でアップ・アップする状態を作らないことです。

その為にその級だけを合格をさせるだけの指導ではなく、後の展望を見据えた指導体制や環境作りにこだわっています。生徒には検定試験ですので合格を意識させ、練習に取り組ませますが、私の中では力さえつけば必ず合格する。その生徒にとっては単なる通り道と思うようにしていきます。ですので、授業中ガンガン行く私と、生徒を追い込まないように気を付けている二人の自分を持つように心がけています。そうすると、本番などに各生徒に適切なアドバイスが出来るような気がします。

以前は絶対にこの子どもたちを合格させようと身も心も前面にだし検定練習を行っていました。いざ本番それがプレッシャーになってしまったのか練習の時よりも本番はいつも最悪の結果でした。指導者の姿勢や言葉掛けも気持ちに余裕をもって生徒を本番へ送り出すように気をつけています。